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【2024年最新版】Facebook広告(Meta広告)の標準イベント一覧と使用例

2024.08.20



最終更新日:2024年10月10日
【2024年最新版】Facebook広告(Meta広告)の標準イベント一覧と使用例

Facebook広告(Meta広告)の標準イベントとは、Metaに初期設定されているイベントのことです。

コンバージョンの計測や最適化など使用する機会が非常に多いですが、Metaの公式ガイドラインを見ただけで標準イベントの種類や設定方法をマスターするのは難しいかもしれません。

● どの標準イベントを使用すればいいかわからない。
● 標準イベントとカスタムイベントの違いについて知りたい。
● Facebook(Meta)ピクセルのベースコードをどう修正すればいいかわからない。

このような時のために、本記事では標準イベントの種類と実際の使用例を紹介します。


Facebook広告の標準イベントとは

Facebook広告の標準イベントとは、ページの閲覧や購入などウェブサイト上で発生するアクションの中で、Metaに初期設定されているものを指します。
標準イベント以外のアクションはカスタムイベントと呼ばれ、イベントの名前を自由に設定することができます。

これらのイベントはウェブサイト上でユーザーの行動を測定し、広告のパフォーマンスを最適化するために使用します。

参考:Metaピクセル標準イベントの仕様 | Metaビジネスヘルプセンター


標準イベントとカスタムイベントの違いについて

標準イベントは基本的なユーザーのアクション(ページの閲覧、購入など)を測定するために対応しているイベントです。
イベントの名前がMeta側で設定されており、一般的なコンバージョンの計測であれば標準イベントだけで対応が可能なケースも多いです。

標準イベント以外のイベントをカスタムイベントと呼びます。
複数のアクションを計測するため標準イベントで対応しきれない場合や、イベントの名前を自由に設定したい場合に使用するケースがあります。

参考:標準ウェブサイトイベントとカスタムウェブサイトイベントについて | Metaビジネスヘルプセンター


Facebook広告の標準イベント一覧と使用例

Facebook広告の運用時によく使われている標準イベントを紹介します。

各イベントの使用頻度は商材やサービスによって大きく異なっており、
今回は主にECサイトや法人向けサービスを例に挙げております。


ViewContent:コンテンツビュー

商品ページやランディングページに設定するケースが多いです。

・使用例:ユーザーがECサイト内で各商品ページを閲覧したことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'ViewContent');


Lead:リード

サンクスページ(購入や申し込みの完了時などに表示されるページ)に設定するケースが多いです。

・使用例:法人ユーザーが資料請求の申し込みを完了したことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'Lead');

AddToCart:カートに追加

「カートに入れる」などのボタンクリックに設定するケースが多いです。

・使用例:ユーザーが商品をショッピングカートに追加したことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'AddToCart');

InitiateCheckout:チェックアウト開始

決済開始時や支払い情報入力ページに設定するケースが多いです。

・使用例:ユーザーが支払い情報入力ページを閲覧したことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'InitiateCheckout');

Search:検索

検索結果ページなどに設定するケースが多いです。

・使用例:ユーザーがサイト内で検索をしたことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'Search');

AddPaymentInfo:支払い情報の追加

「お支払い情報の保存」「今すぐ支払う」などのボタンクリックに設定するケースが多いです。

・使用例:ユーザーが支払い情報の追加を完了したことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'AddPaymentInfo');

Purchase:購入

購入完了ページに設定するケースが多いです。

・使用例:ユーザーが購入を完了したことが計測できるように設定
・イベントコード

fbq('track', 'Purchase', {value: 0.00, currency: 'USD'});

Facebook(Meta)ピクセルのコード例

実際に標準イベント「コンテンツビュー」を使用する際のコード例を紹介します。

<!-- Meta Pixel Code -->
<script>
!function(f,b,e,v,n,t,s)
{if(f.fbq)return;n=f.fbq=function(){n.callMethod?
n.callMethod.apply(n,arguments):n.queue.push(arguments)};
if(!f._fbq)f._fbq=n;n.push=n;n.loaded=!0;n.version='2.0';
n.queue=[];t=b.createElement(e);t.async=!0;
t.src=v;s=b.getElementsByTagName(e)[0];
s.parentNode.insertBefore(t,s)}(window, document,'script',
'https://connect.facebook.net/en_US/fbevents.js');
fbq('init', '123456789');
fbq('track', 'PageView');
fbq('track', 'ViewContent');
</script>
<noscript><img height="1" width="1" style="display:none"
src="https://www.facebook.com/tr?id=123456789&ev=PageView&noscript=1"
/></noscript>
<!-- End Meta Pixel Code -->

まとめ

Facebook広告でコンバージョンの獲得を目指す場合、標準イベントやカスタムイベントの使用が必須になるケースがほとんどだと思います。
特に各標準イベントの具体的な使用例やコードの記述例がまとめてあるページが見つからなかったため、本記事にまとめてみました。

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この記事を書いた人

Five Blog編集部
Five Blog編集部
新宿でWeb広告全般の運用代行をしているFiveの編集部です!
実際の広告運用で得た知見を基に、Google広告やInstagram広告といった各媒体の最新情報やプロの運用担当が書いたノウハウを発信します。