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2024年10月、Yahoo!検索広告において、Yahoo!ディスプレイ広告やGoogle広告と同様に、「入札戦略の最適化に使用するコンバージョンを選択する機能」が実装されました。
こうした方に向けて、本記事ではYahoo!検索広告における最適化コンバージョンの設定方法を中心に、運用調整時に押さえておくべきポイントを解説します。
「コンバージョン(Conversion)」は、本来「転換」や「変換」を意味する英語ですが、Web広告においては広告によって得られる最終的な成果を指します。
広告効果を測定する際に最も重要な指標のひとつであり、略して「CV」と表記されることもあります。
代表的なコンバージョンの例は以下のとおりです。
配信する商材やキャンペーンの目的に応じて、適切なコンバージョンを設定することが非常に重要です。
次項では、最適化対象とするコンバージョンをどのように切り分けるべきかについて解説します。
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広告を配信するWebサイトの構造や、成果地点(ゴール)の設定内容によっては、コンバージョンが以下のように複数設定される場合があります。

すべてが同一サイト内の適切なコンバージョンであれば問題ありませんが、以下のようなケースでは注意が必要です。
このような場合には、次項で解説するコンバージョングループの設定を活用することを推奨します。
それでは、実際にYahoo!検索広告の管理画面での設定方法について解説します。
まずは、管理画面上部の「ツール」メニューから『コンバージョン測定』を選択してください。

次に、設定済みのコンバージョン一覧が表示される画面に移りますので、画面左側にある「コンバージョングループ」を選択してください。

「コンバージョングループを作成」のボタンを選択してください。

この「コンバージョングループ」の作成画面では、入札最適化の対象とするコンバージョンを選択できます。
右側に選択したコンバージョン一覧が表示されていることを確認したうえで、「作成」をクリックしてください。

次項では、作成したコンバージョングループをキャンペーンに適用する設定手順について解説します。
ここからは、作成したコンバージョングループを実際にキャンペーンへ設定する手順を解説します。
まず、「キャンペーン」一覧画面を開き、コンバージョングループを適用したいキャンペーンの「編集」を選択してください。

キャンペーンの編集画面が表示されたら、画面を下へスクロールし、「最適化に使用するコンバージョン」の項目まで進みます。
その中から、先ほど作成したコンバージョングループを選択してください。
なお、設定箇所には「アカウント」と「キャンペーン」の選択肢がありますが、コンバージョングループを活用する場合は、より柔軟に最適化を管理できる「キャンペーン」を選択することを推奨します。

設定が完了したら、画面最下部の「保存」をクリックして作業は完了です。
ここでは、今回設定したコンバージョングループにはどのようなメリット・デメリットがあるのかを、簡潔に解説します。
Yahoo!広告の設定項目は多岐にわたりますが、成果を正しく計測するためのコンバージョン設定は特に重要な要素です。
適切に設定することで、アカウント管理の効率向上だけでなく、パフォーマンス改善にもつながることが期待できます。
本記事が皆さまの運用最適化に少しでもお役立ていただければ幸いです。
御茶ノ水でWeb広告全般の運用代行をしているFiveの編集部です! 実際の広告運用で得た知見を基に、Google広告やInstagram広告といった各媒体の最新情報やプロの運用担当が書いたノウハウを発信します。