Meta広告(Facebook/Instagram広告)のアカウント作成方法と始め方
Meta広告の入稿手順ガイド|広告マネージャと設定方法

Meta広告を運用する際、「具体的に何を設定すればいいの?」と疑問をお持ちのご担当者様も多いのではないでしょうか。
本記事では、Meta広告の入稿手順を画像付きで解説します。
Meta広告を運用中の方はもちろん、Meta広告の運用を初めて実施されるご担当者様にもおすすめの内容です。
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Meta広告とは、FacebookやInstagramといったMeta社が提供するSNSに配信できる広告のことです。
これらのプラットフォームが持つ膨大なユーザーデータに基づいて、年齢や性別、居住地域、興味関心など、非常に詳細なターゲティングが可能な点がメリットです。
また、画像や動画、カルーセル形式など、広告クリエイティブのフォーマットが豊富に用意されているため、商品やサービスの魅力を効果的に伝えることができます。
Meta広告は認知度の向上から顧客の獲得まで、幅広い目的で活用されています。

Meta広告の配信を開始するためには、以下のアカウントやページを作成する必要があります。
Meta広告を配信するためには、まず個人のFacebookアカウントが必要です。
個人のプロフィール情報がMeta広告に表示されることはありません。
まだFacebookアカウントを持っていない場合は、先に作成する必要があります。
Instagram広告を配信する場合も同様で、Facebookアカウントの準備が求められます。
FacebookページはFacebookアカウントと異なり、ビジネス用途で情報を発信するためのページです。
ユーザーにMeta広告が配信された際、広告主として表示されるのがFacebookページのプロフィール写真やページ名です。
Facebookページも事前に作成が必要です。
Facebookページの作成は無料で、ユーザーとのコミュニケーションや情報発信にも活用できます。
Metaビジネスポートフォリオ(ビジネスアカウント)は、広告アカウントやFacebookページなどを管理するための公式ツールです。
以前はMetaビジネスマネージャという呼ばれていましたが、2025年のアップデートで名称が変更されました。
Metaビジネスポートフォリオも、Meta広告に関するデータを管理するために不可欠です。
広告代理店にMeta広告の運用を依頼する場合など、外部パートナーとの連携もスムーズに行えるようになります。

Metaビジネスポートフォリオで広告アカウントを作成した後、広告費用の支払い方法を設定します。
Meta広告の支払い方法は、クレジットカードやデビットカード、PayPalなどが用意されています。
Metaピクセル(データセット)は、ウェブサイトでユーザーの行動を計測するためのコードです。
Metaピクセルをウェブサイトに設置することで、「商品の購入」や「問い合わせの完了」といったコンバージョンの計測が可能になります。
事前準備が完了した後、広告マネージャでMeta広告の入稿を開始します。
Meta広告は「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3つの階層で構成されており、最初にキャンペーンを作成します。
広告マネージャにアクセスし、「キャンペーン」タブから緑色の「作成」ボタンをクリックすると、キャンペーンの作成を開始できます。

次にMeta広告の「目的」を選択します。
例えば、新商品の認知度を高めたい場合は「認知」を、問い合わせの獲得数を増加させたい場合は「リード」を選択します。

パフォーマンスを優先する場合、Meta公式は「キャンペーンの予算」を選択することを推奨しています。
「1日の予算」は、日々の配信量を安定させたい場合に適しており、いつでも予算額の変更が可能です。
一方、「通算予算」はセール期間など、特定の期間内で予算を使い切る場合に有効です。

キャンペーンの次は「広告セット」で具体的な配信内容を設定します。
広告セットでは、Meta広告の配信に関わる次のような項目を設定します。
ユーザーにアクション(コンバージョン)を発生させたい場所を設定します。

パフォーマンスの目標では、Meta広告のシステムが最適化する目標を設定します。

キャンペーンの目的やコンバージョンの場所に応じて、選択できる目標が異なります。
例えば、ウェブサイトへのトラフィックを増やす目的の場合、「リンククリック数の最大化」や「ランディングページビュー数の最大化」などを目標として設定可能です。
「ランディングページビュー数の最大化」を選ぶと、広告をクリックするだけでなく、リンク先のページを読み込む可能性が高いユーザーにMeta広告が配信されやすくなります。
Meta広告を掲載するスケジュールを設定します。

終了日時を設定しない場合は、広告セットなどを「オフ」にするまでMeta広告が配信されます。
Meta広告を配信するターゲット(オーディエンス)を設定します。

地域、年齢、性別といった基本的な属性に加えて、
といった複数の条件を組み合わせることができます。
さらに、下記のようなターゲットも活用可能です。
Meta広告を配信するプラットフォームと配置を設定します。

設定可能なプラットフォームは以下の5つです。
それぞれのプラットフォームには、フィード、ストーリーズ、リールなどの配置(掲載場所)が用意されています。
配置ごとに画像サイズなどの要件が異なるため、設定時に注意が必要です。
広告の設定では、ユーザーが目にする広告クリエイティブ、つまり画像や動画、テキストなどを設定します。
事前に作成しておいたFacebookページを設定します。

Instagram広告を配信する場合は、Facebookページと連携しているInstagramアカウントも同時に選びます。
ここで選択したFacebookページやInstagramアカウントは、Meta広告に「広告主」として表示されます。
Meta広告のフォーマットを設定します。

一般的なシングル画像や動画以外に、複数の画像や動画を見せたい場合はカルーセル、ECサイトのように多くの商品を一度に表示させたい場合はコレクションを選択するケースがあります。
ユーザーがMeta広告をクリックした後に遷移するページのURLを設定します。

主に商品やサービスの詳細ページ、キャンペーンの特設ページ(ランディングページ)などを設定するケースが多いです。
Meta広告として配信する画像や動画、テキストを設定します。


設定したクリエイティブは、右側のプレビュー画面で配信イメージを確認できます。
Meta広告のパフォーマンスを正確に計測するための設定を行います。
ウェブサイトへの遷移を促す目的の場合、広告の「トラッキング」で、設定済みのMetaピクセル(データセット)が選択されていることを確認します。

これにより、Meta広告経由のサイト訪問やコンバージョンを計測できます。
すべての設定が終わったら、Meta広告の配信を開始できます。
設定内容を確認後、問題がなければ右下の「公開する」をクリックしてMeta広告の審査を開始します。
審査が完了すると、設定したスケジュールに沿ってMeta広告の配信が自動的にスタートします。
Meta広告は、配信開始後にデータの分析と改善を繰り返すことで、効果を最大化させることができます。
主にターゲット設定の最適化、正確なパフォーマンス計測、そして効果的なクリエイティブを見つけ出すためのA/Bテストが、運用における重要なポイントとなります。
Meta広告は詳細なターゲティングが可能ですが、ターゲット(オーディエンス)を過度に絞り込むと逆効果になる場合があります。
Meta広告の配信システムは機械学習によって最適化されるため、ターゲットを広げることで、システムがより効果的な配信対象を見つけやすくなります。
Meta広告の効果改善は、パフォーマンスを正確に計測できる環境を整えることが前提となります。
ウェブサイトでのコンバージョンを目標とする場合、Metaピクセルなどを正しく設定し、成果が正確に計測できているかを確認します。
その上で広告レポートのクリック率やコンバージョン率といった重要な指標を定期的にチェックして、どの広告セットや広告が成果に貢献しているかを分析します。
Meta広告において、画像や動画、テキストといったクリエイティブは重要な要素です。
同じクリエイティブを使い続けると広告のパフォーマンスが低下する恐れがあるため、継続的な改善が不可欠です。
そこで有効なのがA/Bテストです。
複数のクリエイティブを用意し、どちらがより高い効果を生み出すかを検証することで、効果的な広告運用が可能になります。
様々なパターンを試して、最適なクリエイティブを見つけ出すことが、Meta広告の成果向上に繋がります。
Meta広告は、詳細なターゲティング機能や多様な広告フォーマットにより、狙ったターゲット層に効果的にアプローチできる点が魅力です。
Meta広告マネージャを活用した広告の入稿手順は、キャンペーン、広告セット、広告の3つの階層で設定を進めます。
Meta広告の効果を最大限に引き出すためには、ターゲットを絞り込みすぎず、Metaピクセルなどで広告のパフォーマンスを正しく計測し、A/Bテストを通じて効果の高いクリエイティブを特定することが重要です。
本記事で解説したMeta広告の入稿手順や効果を最大化させるポイントを参考に、ぜひ広告配信にチャレンジしてみてください。
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