Instagram広告の出し方ガイド|入稿規定、費用、設定方法を広告代理店が解説
Instagramカルーセル広告とは?設定方法や活用事例を広告代理店が解説

Instagram広告の運用時に、「どんな設定をすればいいの?」とお悩みのご担当者様も多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagram広告の運用時に必要な設定や準備について解説します。
Instagram広告の運用を初めて実施される方はもちろん、Instagram広告を運用中のご担当者様にもおすすめの内容です。
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目次
Instagram広告とは、写真や動画を通じてユーザーにアプローチできるSNS広告の一種です。
フィードやストーリーズ、リール、発見タブなど、一般の投稿と同じ形式で配信されるため、ユーザーに自然な形で情報を届けやすい特徴があります。
また、Meta社の広告システムを活用しており、年齢や性別、興味関心などに基づく詳細なターゲティングが可能です。
これらの特性により、ブランドの認知向上から商品のプロモーションまで幅広く活用されています。

Instagram広告には、画像広告や動画広告など、複数のフォーマットが用意されています。
それぞれのフォーマットには、推奨される画像サイズや動画の長さといった入稿規定が存在しています。
Instagram広告の効果を高めるには、配信面に合ったフォーマットを選び、入稿規定に沿ってクリエイティブを作成することが重要です。

画像広告は、静止画を用いた基本的な広告フォーマットです。
フィードやストーリーズ、発見タブなどInstagramの多くの配信面で利用できます。
ターゲットに伝えたいポイントや商品の特徴が一目で分かる、シンプルで目を引くデザインを作成します。
動画広告は、映像と音で商品の魅力を伝えられる広告フォーマットです。
フィードやストーリーズ、リールなどに配信でき、特にリール広告は短尺動画が多く、広告も視聴されやすい傾向があります。
動画の長さは配信面やキャンペーンの目的によって上限が変わります。
また、字幕(キャプション)を入れたり、冒頭1〜3秒で要点が伝わる構成にすると反応が得られやすくなります。
カルーセル広告は、1つの広告枠に最大10枚までの画像と動画を並べて配信できるフォーマットです。
複数商品の紹介や、サービスの流れや使い方の説明など、情報を段階的に伝えたい場合に適しています。
カードごとに別のリンクを設定できる点も特徴です。
効果を高めるには、1枚目で興味を引いたり、カードの並び順でストーリーを作ることがポイントです。
コレクション広告は、メインの画像や動画と同時に、カタログ形式で複数の商品画像を表示するフォーマットです。
たとえば、アパレルブランドが新作コーディネートの動画と、着用アイテムの商品画像を組み合わせて表示するといった活用例があります。
広告をタップすると、Instagramアプリ内でフルスクリーンの画面(インスタントエクスペリエンス)が開き、商品詳細の確認から購入までをスムーズに促せます。
Instagram広告は、フィードやストーリーズ、リールそして発見タブなど、さまざまな配信面に表示されます。
配信面によってユーザーの見方や行動が異なるため、同じ広告でも反応が変わることがあります。
配信面ごとの特徴を理解し、広告の目的に合った配信面を選択することが重要です。
フィードは、ユーザーがInstagramを開いた際に表示されるメインのタイムラインです。
フォロー中アカウントの投稿やおすすめコンテンツの間に、Instagram広告が配信されます。
画像や動画、カルーセルなど、多くの広告フォーマットに対応しており、ブランドの認知度向上から商品の販売促進まで、幅広い目的で活用されています。
ストーリーズはフルスクリーン表示の縦長フォーマットで、写真や短い動画が中心です。
通常のストーリーズ投稿は24時間で消えるため、リアルタイム性の高い情報を伝えるのに適しています。
Instagram広告は一般のストーリーズ投稿の間に配信されます。
リールは、縦型の短尺動画を投稿、視聴できる機能で、エンタメ性の高いコンテンツが多く閲覧されています。
リールにもInstagram広告を配信することができます。
リール動画の合間に広告が配信されるため、視聴体験の中で訴求しやすいのが特徴です。
音楽やエフェクトを活用し、リールの雰囲気に合わせたクリエイティブにすることで最後まで視聴されやすくなります。
また、コメントやいいね、保存やシェアなどのアクションが期待できます。
発見タブは、ユーザーの興味関心に基づいて、フォローしていないアカウントの投稿を中心におすすめが表示される場所です。
新しいコンテンツを探しているユーザーが多いため、潜在層へのアプローチに適しています。
発見タブ内の投稿を閲覧する最中にInstagram広告が配信されます。
ブランドや商品をまだ知らないユーザーへの認知拡大につながる効果が期待できます。

Instagram広告の配信には、主に3つの設定方法があります。
広告マネージャ、Facebookページ、InstagramアプリからInstagram広告を配信できます。
いずれもMetaの広告配信システムを利用していますが、設定できる項目や運用のしやすさが異なります。
広告の目的や運用体制に合わせて、使いやすい方法を選ぶとスムーズです。
広告マネージャは、Instagram広告の詳細な設定や分析ができる公式ツールです。
「キャンペーン」「広告セット」「広告」で設定内容が異なり、広告の配信目的に合わせてターゲットや予算、掲載期間、配信面などを設定できます。
Instagram広告の画像や動画、ターゲット設定を変えてA/Bテストを行える点も特徴です。
どの組み合わせがより高い効果につながるかを比較しながら改善できます。
Advantage+配置や予算配分の自動最適化機能を活用すれば、運用工数を抑えつつ広告効果を高めやすくなります。
MetaピクセルやURLパラメータ(UTM)を設定することで、Instagram広告の効果(購入、問い合わせ、サイト訪問など)も分析しやすくなります。
Instagram広告の効果を継続的に改善する場合は、広告マネージャの利用が一般的です。
FacebookページからInstagram広告を配信することも可能です。
投稿の管理とInstagram広告の配信を同じツールで行える点はメリットですが、広告マネージャに比べると分析機能などが制限されます。
Instagramアプリから直接Instagram広告を配信することもできます。
プロアカウントに切り替えていれば、既存の投稿をInstagram広告として配信できます。
ターゲットや予算、配信期間などはInstagram広告の配信前に設定できます。
Instagram広告を配信するには、事前にいくつかのアカウント作成や設定が必要です。
具体的には、ビジネスアカウントとFacebookページの作成、Instagramアカウントのプロアカウントへの切り替え、そしてそれらの連携作業です。
ここからは、「広告マネージャで広告を配信する方法」の具体的な手順について解説します。

Meta公式サイトにアクセスします。
https://business.facebook.com/settings
ビジネスアカウントの作成後は、ビジネスマネージャにアクセスできるようになります。
※Instagram広告の管理担当者のFacebook個人アカウントでサインインしてください。

ログイン後、「ビジネスを作成」をクリックします。

ビジネスの名前、担当者、メールアドレスを入力してビジネスアカウントを作成します。

Metaビジネスポートフォリオの「ページ」から「追加」をクリックし、Facebookページを作成します。

続いて、表示されるメニューから「新しいFacebookページを作成」をクリックします。

ページ名は表示されるため、企業やブランドの名前などを設定するケースが多いです。
カテゴリは表示される候補をクリックすることで追加できます。
自己紹介を入力後(任意)、「Next」をクリックします。

利用規約とポリシーを確認し、チェックを入れて「ページを作成」をクリックすると、Facebookページが作成されます。
Instagram広告を配信するためには、使用するInstagramアカウントを「プロアカウント」に変更する必要があります。
アカウントのプロフィールから、設定とアクティビティを開きます。

インサイトとツールの「クリエイターツールとコントロール」をクリックします。

「新しいプロアカウントを追加」をクリックし、当てはまるカテゴリを選択し、プロアカウントに切り替えます。

プロアカウントには「クリエイター」と「ビジネス」の2種類があり、基本的に企業アカウントはビジネスを選択します。
プロアカウントに切り替えると、どのコンテンツが高い効果を出しているかを確認できる分析機能「インサイト」を利用できるようになります。
最後に、作成したInstagramのプロアカウントとビジネスポートフォリオを連携させます。
「アカウント」の「Instagramアカウント」から「追加」をクリックして、画面の指示に従ってInstagramアカウントを追加することで完了します。

これでInstagram広告を配信するための事前準備は完了です。
ここでは、広告マネージャを使用したInstagram広告の配信設定方法を紹介します。
広告マネージャでは、「キャンペーン」「広告セット」「広告」の各階層で、ターゲットや広告クリエイティブなどの配信内容を設定します。
この流れに沿って広告マネージャでの具体的な設定方法を解説していきます。
Metaビジネスポートフォリオを開き、「広告アカウント」から「追加」をクリックします。

「新しい広告アカウントを作成」を選択します。

アカウント名、時間帯、通貨を設定し、「次へ」をクリックします。

自社の商品やサービスの広告を配信する場合、「自分のビジネス」を選択し、「次へ」をクリックします。

利用規約とポリシーを確認し、チェックを入れたうえで「広告アカウントを作成」をクリックすると、広告アカウントが作成されます。

ここからは、Instagram広告を配信するための設定を行います。
広告マネージャを開きます。

キャンペーンでは、Instagram広告の配信目的を設定します。
左側の広告マネージャのメニューから、キャンペーンをクリックします。

「+作成」ボタンをクリックし、キャンペーンを作成します。

Instagram広告の配信目的に合わせて、キャンペーンの目的を設定します。

ここで選択した目的に合わせて、Instagram広告の配信が最適化されます。
作成するキャンペーンには、後から管理しやすいように分かりやすい名前を付けます。
たとえば「2026年夏セール_売上目的_全商品対象」のように、目的や期間、対象商材などを含めると、後から見返した際に内容をすぐに把握できます。
複数のキャンペーン運用や、Instagram広告の効果分析のために、命名ルールを統一しておきましょう。

この名前がユーザーに表示されることはありません。
広告内容が「信用」「雇用」「住宅」または「社会問題、選挙、政治」に関連する場合は、該当カテゴリを申告する必要があります。

多くの商材では「カテゴリの宣言なし」で問題ありませんが、該当する場合は設定しないと広告が不承認となる可能性があります。
A/Bテストは、クリエイティブ、オーディエンス、配置などの要素を変えた複数の広告パターンを配信し、どちらのパフォーマンスが高いかを比較検証する機能です。
キャンペーン設定画面でこの機能をオンにすると、既存のキャンペーンの複製を作成し、一部の要素だけを変更してテストできます。

どの広告がより効果的かをデータに基づいて把握でき、Instagram広告の運用改善につながります。
テストは任意であり、必須の設定ではありません。
Advantage+をオンにすると、キャンペーン予算をMetaが広告セット間で自動配分します。
配信開始後に設定することも可能で、初期設定ではオンになっています。

運用の手間が減りInstagram広告の効果を高めやすい一方、広告セットごとの予算配分を固定したい場合はオフも検討しましょう。
次に広告セットで、Instagram広告のターゲットや配信面を設定します。
キャンペーンと同様に、広告セットにも管理しやすい名前を付けます。
たとえば「20代女性_興味関心:コスメ_フィード_ストーリーズ」のように、オーディエンスや配置の情報を含めるとわかりやすいです。

コンバージョンの発生場所を設定します。
選択できる場所は、キャンペーンの目的によって異なります。
以下は、トラフィックを選択した場合に表示される項目の例です。

最適化したいパフォーマンスの目標を設定します。
選択できる目標は、キャンペーンの目的やコンバージョンの場所によって異なります。

以下は、目的「売上」、コンバージョンの場所「ウェブサイト」を選択した場合に表示される項目の例です。
Metaピクセルを設定すると、Webサイト上でユーザーが行ったアクションが計測できるようになります。
※商品ページの閲覧、購入、問い合わせ送信など
あらかじめ作成したMetaピクセルを、『データセット』で選択します。

最適化したいコンバージョンイベントを設定します。

目標とするコンバージョン単価がある場合に設定します。
任意項目のため、未設定のまま進めることも可能です。

Instagram側がテキストや画像を自動で最適化し、ユーザーに合わせたInstagram広告を配信できるようになります。
キャンペーンの目的によっては設定項目が表示されず、広告フォーマットの「フレキシブル」を使用することで同様の効果が期待できます。

オン/オフで切り替え可能です。
配信予算、掲載期間を設定します。
Advantage+をオンにしている場合、予算はキャンペーン側で設定するため、広告セットでは設定不要です。
継続的に配信する場合は、終了日時を設定しないことも可能です。

地域、年齢、性別など配信したいターゲットの情報を設定します。
設定したオーディエンスは保存することが可能です。

カスタムオーディエンスを設定することで、たとえば自社サイト訪問者や、訪問者と類似したユーザーなどに対して、Instagram広告を配信できるようになります。

広告のリーチをさらに限定することにより、手動で詳細ターゲットを設定することも可能です。
詳細を知りたい方は下記の記事をご確認ください。

Instagram広告の配信面を設定します。
初期設定のAdvantage+配置では、ユーザーに合わせて自動で選択された配置にInstagram広告が配信されます。

その他の設定を表示から手動で選ぶことも可能です。
最後に広告のクリエイティブやリンク先などを設定します。
広告にも、管理しやすい名前を付けます。
「商品A_青背景バナー_キャッチコピーX」のように、使用したクリエイティブやテキストのパターンが分かるように命名しましょう。

インフルエンサーやクリエイターとタイアップした広告を配信する場合に、このパートナーシップ広告を設定します。
それ以外はオフのままで問題ありません。

Instagram広告の配信に使用するFacebookページやInstagramアカウントを選択します。
ここで選択したアカウント名やアイコンが、Instagram広告上に表示されます。

事前に用意した画像をInstagram広告として配信する場合は、「手動アップロード」を選択します。
既存のInstagram投稿を広告として利用することも可能です。
フォーマットは「シングル画像や動画」または、「カルーセル」を選択します。
「複数広告主の広告」の設定は任意です。

画像や動画、メインテキスト、短い見出し、説明、CTAを設定します。
右側のプレビューで、作成したInstagram広告がユーザーに配信される際のイメージを確認できます。

ウェブサイトのURLに、ユーザーがInstagram広告をクリックした際の遷移先URLを設定します。
それ以外の設定は任意のため、必要に応じて設定します。

海外や、日本語以外の言語を使用しているユーザーに向けて配信する場合に設定します。
日本語を使用するユーザーのみにInstagram広告を配信する場合は設定不要です。

Metaピクセルを使用して計測を実施する場合は設定します。
また、Google Analyticsなどの外部ツールで効果を分析するために、「URLパラメータ」を設定することもできます。

これまでのすべての設定内容を確認し、問題がなければ、画面右下の「公開する」ボタンをクリックします。
広告ポリシーに違反していないかなどの審査が始まります。
承認されると、広告セットで設定したスケジュールに従って広告の配信が自動的に開始されます。

Instagram広告は、設定して配信するだけでは十分な効果が得られないことがあります。
効果を高めるには、下記のようなポイントが重要です。
このポイントを押さえて運用することで、Instagram広告効果の改善が期待できます。
Instagram広告に限らず、Web広告は目的を決めてから運用を開始することが重要です。
目的が曖昧なままだと、何をもって「成功」とするか判断できず、改善の方向性も決まりません。
たとえば認知目的で配信すると表示回数は増えても、クリックや購入につながりにくいケースがあります。
認知や誘導、獲得などの目的を整理したうえで、KPI(リーチ、クリック数、CPAなど)を設定しましょう。
目的とあわせて、「誰に届けるか」を明確にすることも欠かせません。
ターゲット外のユーザーに広告が配信されてしまうと費用対効果が下がる可能性があります。
まずは商品に興味を持ちやすいユーザー像を整理し、地域、年齢、興味関心などの条件で設定します。
Instagram広告では、ターゲットを広めに設定することが推奨されています。
Instagram広告には、配信面や予算配分などを自動で調整し、より高い効果が得られるよう最適化する機能があります。
特に、ASC(Advantage+ セールスキャンペーン)やAdvantage+配置などの自動最適化を活用することで、運用工数を抑えながら改善を進めやすくなります。
※Advantage+は自動最適化機能の総称で、その代表的なメニューのひとつがASCです。
一方で、商材特性や配信条件によっては、エリアや性別など一部の条件を指定したほうが効果的な場合もあります。
自動最適化を基本としつつ、必要に応じて設定するのがおすすめです。
Instagram広告は、Instagramアプリから配信することも可能です。
しかし継続的に効果を改善するには、広告マネージャで配信する必要があります。
広告マネージャでは、ターゲットや予算、配信面やクリエイティブなどをまとめて管理できます。
配信開始後も、データを元に配信内容を調整できる点が特徴です。
Instagram広告の効果をさらに高めたい場合、広告代理店に依頼することも検討できます。
適切な設定と運用でInstagram広告をビジネスの成長につなげましょう。

御茶ノ水でWeb広告全般の運用代行をしているFiveの編集部です! 実際の広告運用で得た知見を基に、Google広告やInstagram広告といった各媒体の最新情報やプロの運用担当が書いたノウハウを発信します。