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【LINE Tag】 LINE広告の効果計測・コンバージョン測定方法について解説

2024.05.17



本記事では、LINE公式アカウント・LINE広告の施策効果を検証したり、ユーザー行動を計測するために重要な「LINE Tag」について解説します。

まずLINE広告の始め方が知りたい方は下記記事も参考にどうぞ!
【初めての方におすすめ!】LINE広告の始め方

LINE Tagとは

LINE Tagとは、ウェブサイト上で実行されたユーザーのアクションを把握して、効果を計測できる機能です。
計測したいウェブページにLINE Tagを設置することで、LINE公式アカウントのメッセージ配信やLINE広告の効果を計測し、施策の最適化をはかることができます。

引用元:LINE公式ページ

LINE Tagでできるようになること

LINE Tagを設置する事で以下の内容が可能になります。

①ユーザーがサイト上で行った行動の計測

②コンバージョン(成果)の計測

LINE広告から実際にユーザーがサイト上で取った行動(「購入」や「会員登録」)を計測できるようにすることができるようになるため、広告配信の方向性や、今後の施策に活用していくために、LINE Tagの設置は非常に重要なポイントとなっています。

LINE Tagの構成と役割

ベースコード※必須ユーザー行動を計測したいすべてのページに設置が必要なコードです。このコードが設置されていないと、「LINE Tag」が機能しません。
コンバージョンコードコンバージョンを計測するページに設置するコードです。基本的には、商品購入や資料請求などが完了したあとのサンクスページにベースコードとセットで設置します。
カスタムイベントコード特定のページにアクセスしたユーザーについて、イベントベースでの効果測定やオーディエンスの作成ができます。これもベースコードとセットで設置します。

LINE Tagは、「ベースコード」「コンバージョンコード」「​カスタムイベントコード」の3種類のコードが存在し、目的に応じて適切なページに設置することで、コンバージョンの計測、リターゲティングに必要なオーディエンス作成が可能になります。

LINE Tagの取得・設置方法

それでは、実際にLINE広告でLINE Tagを取得・設置する方法について解説します。

まず、広告アカウントを作成完了した後に上部メニューから「トラッキング(LINE Tag)」を選択します。

その後、下記のような画面が表示されるので各項目について説明します。

①トラッキング

設定したコンバージョンイベント・標準イベントが一覧で表示される箇所になります。

何もLINE Tagを設置していない状態や、設置をしていても設置方法が誤っていたりまだユーザーが行動を一切起こしていない場合にはステータスが「停止中」の表示になる為、各種タグを設置したのにステータスが下記の画像の様に「利用可能」にならない場合は再度設置内容等を確認するようにしましょう。

②ベースコード

ユーザー行動を計測したい場合、全てのページに設置が必要なコードです。このコードが設置されていないと他のコンバージョン計測なども不可となる為、必ず設置しましょう。

画面右側にある「コピー」でタグをコピーした後、

直接サイト上に設置する場合はウェブサイトの<head>~</head>内にベースコードを設置。

またはタグマネージャーを利用して設置しましょう。

③コンバージョンコード

ユーザーの特定の行動を計測したいページのベースコード直後に設置する事で、設置ページにユーザーが到達したときの行動をコンバージョンとして計測できるようになります。

例:会員登録後のサンクスページにコンバージョンタグを設置。

例:商品購入後のサンクスページにコンバージョンタグを設置。

また、選択で変更できる「カスタムイベントコード」「標準イベントコード」についても設置方法としては同様に、計測したいイベントがあるページのベースコード直後に設置することで、特定のイベントを計測ししたりそのイベントを行ったユーザーのオーディエンスを作成する事が可能となります。

オーディエンス作成について

LINE広告には様々なオーディエンスがありますが、

LINE Tagを設置する事で作成・設定できるようになるオーディエンスについてご紹介します。

「オーディエンス」から「ウェブトラフィックオーディエンス」を選択しましょう。

その後、設置したLINETagのデータに基づいて、ユーザーをグループ化するオーディエンスを作成する画面へと遷移します。

LINETagを設置したページにアクセスした全てのユーザーを対象とする場合
特定のページURLのみにアクセスしたユーザーを対象とする場合
特定のイベント(コンバージョンやカスタムイベント)のページにアクセスしたユーザーを対象とする場合

等様々な条件に応じてオーディエンスを作成し、そのオーディエンスを利用して広告配信の最適化に利用することができるようになります。

まとめ

今回はLINE広告の基本のタグ設置・取得方法についてご紹介しました!

自分でやってみたけどよくわからなかった。
上手い活用方法がわからない・・・。

とお困りの方はお気軽にお問い合わせください!