Instagramリール広告とは|出し方や費用、動画サイズを広告代理店が解説
Instagram広告で音楽を追加する方法|設定の手順や著作権について広告代理店が解説

Instagram広告の運用時に、「リール広告をどうやって活用すればいいの?」とお悩みのご担当者様も多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagramリール広告の特徴や設定方法、入稿規定などを解説します。
Instagram広告の運用を初めて実施される方はもちろん、Instagram広告を運用中のご担当者様にもおすすめの内容です。
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目次
Instagramリール広告は、リール動画の合間に配信される広告です。
リール動画の視聴を楽しむユーザーに対して、自然な流れで情報を届けることができます。
Instagramを運営するMeta社もリール動画に注力しており、最近ではInstagramフィード(タイムライン)にリール動画が表示されるなどのアップデートも行われています。
ショート動画市場の拡大も後押しとなり、Instagramリール広告への注目度は日々高まっています。

Instagramリール広告は、主に以下の場所で配信されます。
Instagramリール広告のフォーマットは動画が推奨されていますが、画像やカルーセルも活用できます。
ここでは、それぞれのフォーマットについて紹介します。
Instagramリール広告の最大のメリットは、フルスクリーン表示でユーザーの視点を独占できる点です。
また、潜在層のユーザーにも配信できるため、効果的な認知拡大や売上向上などが期待できます。
ここでは、Instagramリール広告のメリットについて詳しく解説します。
Instagramリール広告は、縦長のフルスクリーンで配信されます。
画面全体を使った広告はユーザーの没入感が高く、他の情報に気を取られることなくブランドの世界観へ引き込むことができます。
さらに映像や音声を組み合わせることで、短時間でもユーザーの記憶に残る効果的な訴求が可能です。
Instagramリール広告は、通常の投稿の間に自然な流れで配信されるため、広告感や不快感を与えにくい点がメリットです。
視聴のテンポを崩さないため、ユーザーが広告だと気づかずにそのまま視聴してくれることもあります。
特にエンタメ性や質が高い広告クリエイティブの場合、ひとつのコンテンツとして受け入れられる可能性が上がります。
Instagramリールは、ユーザーの興味関心に合わせて動画を表示します。
そのため、まだ自社の商品やサービスを知らない「潜在層」のユーザーへ広告を配信することが可能です。
新しい情報を求めているユーザーへ積極的にアプローチできるため、効果的な認知拡大や新規顧客の獲得に期待できます。
Instagramリール広告のメリットについて解説しましたが、デメリットも存在します。
広告がスキップされやすい点や、高品質な動画の制作には専門的なノウハウと費用が必要になる点が挙げられます。
これらの課題を理解し、適切な対策を行うことがInstagram広告の効果を高めるポイントです。
Instagramリールは、ユーザーの多くが画面を素早くスワイプして、次々と動画を切り替えて視聴します。
広告も同様で、冒頭の3秒以内に興味を惹きつけないとスキップされてしまいます。
そのため、冒頭にインパクトのある映像やメッセージを配置するなど、広告クリエイティブを工夫する必要があります。
Instagramリール広告の没入感を最大限に引き出すには、高品質な縦長の動画が必要です。
リールの仕様に合わせた専用の動画を制作するには、相応の時間と費用がかかります。
また、ユーザーの興味を惹く編集技術やトレンドの把握など、専門的なノウハウも求められます。
Instagramリール広告を配信する方法は、主に以下の3種類です。
InstagramアプリやMeta Business Suiteでは、簡単な手順でリール広告を配信できます。
ただし、既存のリール投稿しか配信できないなど、Meta広告マネージャに比べて機能が制限されています。
詳細な設定や、レポートによる効果改善を行いたい場合は、Meta広告マネージャから配信する方法がおすすめです。
ここでは、Meta広告マネージャでInstagramリール広告を配信する方法について解説します。
また、Instagram広告のアカウント作成方法についても以下の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。

まず、Meta広告マネージャにアクセスし、キャンペーンを開きます。
「+作成」をクリックします。

キャンペーンの目的を選択し、必要な項目を設定したら画面右下の「次へ」をクリックします。
今回は「認知」を選択して解説します。

広告セットでは、配信面の設定を行います。
「配置」のセクションから、配信面を自動で設定してくれる「Advantage+ 配置」または、「編集」から「手動配置」に切り替えることが可能です。

Instagram広告のみに配信したい場合は、「Instagram」以外のチェックを外します。

Instagramリール広告を配信する場合、「Instagramリール」を設定します。

すべての設定を終えたら、「次へ」をクリックします。
広告では、「クリエイティブ」や「リンク先」などの設定を行います。
「広告設定」のセクションから、「シングル画像または動画」か「カルーセル」のどちらかを設定します。

「クリエイティブ」のセクションから、広告クリエイティブを設定します。
「メディアを追加」をクリックし、画像か動画のどちらかを選択します。

新規で広告クリエイティブを入稿する際は、「+アップロード」をクリックします。

広告クリエイティブを選択し、「次へ」をクリックします。

フィードや発見タブでも配信する場合、正方形の広告クリエイティブも用意する必要があります。
縦長の広告クリエイティブのみの場合、自動でトリミングを行ってくれますが、意図しない場所で見切れて表示されてしまうリスクがあります。
「差し替え」をクリックすることで、設定が可能です。

意図しないトリミングを避けたい場合は、「フレキシブルなメディア」をオフにします。

テキストを入力し、「画像生成」まで進んだら「完了」をクリックします。

音楽を追加することも可能です。
Instagramリール広告の配信を始める際は、「広告クリエイティブの制作費用」や「広告の配信費用」などが必要です。
また、広告運用も広告代理店に依頼する場合は、運用代行手数料が発生します。
ここでは、Instagramリール広告にかかるそれぞれの費用の相場について詳しく解説します。
広告クリエイティブの制作費用とは、Instagramリール広告で配信する動画などの制作にかかる費用です。
広告代理店に依頼する場合、1本あたり数万円から数十万円が相場となります。
制作費用は、主に以下の要素によって大きく変わります。
広告の配信費用とは、Instagramリール広告を配信するのにかかる費用です。
実際にかかる費用は、キャンペーンの目的や業種、ターゲット設定などによって変わります。
自社で運用する場合
Instagram広告には固定の料金プランがなく、自由に予算を設定できます。
業界や配信目的によって異なりますが、相場としては月額10万円〜50万円程度でスタートするケースが多いです。
広告代理店に依頼する場合
広告の配信費用とは別に運用手数料が発生します。
運用代行手数料の割合は、一般的には20%前後が多いものの、広告代理店によって異なります。
また、アカウントの設定などで初期費用がかかる場合もあります。
Instagramリール広告を効果的に配信するためには、動画サイズなどの入稿規定を守る必要があります。
入稿規定を守っていない場合、広告がイメージ通りに表示されなかったり、配信できないケースがあります。
また、Instagramリール広告では、画面の上部にアカウントアイコン、下部にキャプションやCTAボタン、左右に操作ボタンなどが重なって配信されます。
動画の最上部から約14%、最下部から約35%、さらに左右から約6%ずつはセーフゾーンとして確保し、テキストやロゴを配置しないことが重要です。
ここでは、動画広告や画像広告の主要な入稿規定について解説します。
参考:ストーリーズ広告とリール動画広告のテキストオーバーレイとセーフゾーンについて | Metaビジネスヘルプセンター
Instagram動画広告は、映像と音で商品の魅力を伝えられる広告フォーマットです。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| ファイルの種類 | MP4、MOV、GIF |
| アスペクト比 | 9:16 |
| 解像度 | 1,440ピクセル×2,560ピクセル |
| 最大ファイルサイズ | 4GB |
| 動画の長さ | 0秒〜15分 |
参考:Instagramリールに配信する「認知度アップ」を目的とする動画広告の仕様 | Meta広告ガイド
Instagram画像広告は、静止画を用いた基本的な広告フォーマットです。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| ファイルの種類 | JPG、PNG |
| アスペクト比 | 9:16 |
| 解像度 | 1,440ピクセル×2,560ピクセル |
| 最大ファイルサイズ | 30MB |
参考:Instagramリールに配信する「認知度アップ」を目的とする画像広告の仕様 | Meta広告ガイド
Instagramリール広告はテンポよく閲覧されるため、配信してもすぐにスキップされる可能性があります。
そのため、ユーザーの心を掴むためには工夫が必要です。
ここからは、Instagramリール広告で成果を出すための実践的なコツを紹介します。
Instagramリール広告は、冒頭でユーザーの興味を惹けないとスキップされる可能性があります。
そのため、冒頭3秒以内に以下のような工夫をする必要があります。
まずは「スワイプによる離脱を防ぐこと」を最優先に動画の構成を考えることが、Instagramリール広告の効果を高める重要なポイントです。
Instagramリール広告の没入感を活かすためには、縦長でフルスクリーンの広告クリエイティブを制作することが重要です。
通常のリール動画と馴染み、広告感や不快感を与えずに魅力を伝えることができます。
正方形や横長のサイズでも配信はできますが、上下に黒い余白が入ってしまい、Instagramリール特有の没入感を損なってしまうため注意が必要です。
Instagramリール広告では、ミュートの状態で閲覧するユーザーも少なくありません。
音声がなくても広告の内容が伝わるように、セーフゾーンに注意しながらテロップや字幕を追加する必要があります。
ミュートでも伝わるようにすることで、Instagramリール広告の効果を落とさずにユーザーへアプローチできます。
Instagramリール広告において、音楽や音声はユーザーの興味を惹きつける重要な要素です。
そのため、映像のテンポに合わせたBGM、親しみやすいナレーションなどを取り入れる必要があります。
音と映像を合わせることで、ユーザーの印象に残りやすくなり、動画を最後まで視聴してもらえる確率が高まります。
ただし、BGMや音源を使用する際は、商用利用が許可されたフリーの音源や「Metaサウンドコレクション」のBGMを利用するなど、著作権には十分配慮する必要があります。
広告クリエイティブを制作する際は、テロップなどの重要な要素は「セーフゾーン」の中に配置する必要があります。
Instagramリール広告が実際に配信される際は、以下のイメージ画像のように表示されます。

Instagramリール広告に限らず、最初から質の高い広告クリエイティブを制作するのは非常に困難です。
そのため、冒頭の映像やキャッチコピーなどを少しずつ変えた動画を複数用意し、同時に配信してA/Bテストを行う必要があります。
効果の高いクリエイティブをさらにブラッシュアップしていくことが、Instagramリール広告で成果を出すためのポイントになります。
Instagramリール広告は最大15分まで配信可能ですが、15秒〜30秒程度の長さがおすすめです。
ユーザーは短い動画をテンポよくスワイプして視聴するため、長すぎる動画は離脱の原因になります。
冒頭3秒で興味を惹き、15秒程度で簡潔にメッセージを伝える構成が効果的です。
既存のリール投稿をそのままInstagram広告として配信することができます。
ただし、以下の条件に当てはまるリール投稿は広告として配信できないため注意が必要です。
参考:Meta広告マネージャで既存のInstagram投稿から広告を作成する | Metaビジネスヘルプセンター
Instagramリール広告の費用対効果をさらに高めるには、以下のポイントを押さえることが重要です。
目的に合った課金方式を選択する
動画の視聴率が重要な場合は「ThruPlay(15秒以上の再生)」を設定するなど、広告の目的に応じた課金方式を選ぶことが大切です。
「セーフゾーン」を意識したデザインにする
テキストやロゴが隠れないように配置して、視認性を高めることが重要です。
複数の動画で効果検証を繰り返す
A/Bテストを実施し、視聴率の高い動画を分析して次の動画制作に活かすことが大切です。
これらのポイントを押さえ、継続的な効果改善を行っていくことが、費用対効果を最大化するためのカギになります。
Instagramリール広告で成果を出すためには、リールの特性に合わせた広告クリエイティブの制作が重要な要素の一つです。
また、Meta広告マネージャのレポート機能を活用し、A/Bテストを繰り返していくことが費用対効果を最も高めるポイントになります。
本記事が、効果的なInstagramリール広告運用の参考になれば幸いです。

株式会社Five創業時より参画し、Instagram広告を中心とした運用型広告において100件以上の広告運用を担当。現在はマーケティング部のマネージャーとして、広告運用の戦略設計に加え、Web広告領域のオウンドメディアにおける編集責任者を務める。